連話情報

対話型避難所自治学習ゲーム連話<れんわ>について

東日本大震災のような大災害に見舞われても地域の絆は簡単に壊れるものではありません。人々の暮らしは避難所を中心としてそこから再生へと動き出していきます。ただ、そうなるためには、避難所が円滑に運営されて居住者の生活の質が維持されいく必要があります。

そこでは入所者による自治が重要な鍵となります。

 連話は、避難所運営に関わる可能性のある方々が、避難所を単なるイメージで捉えるのではなく、実際に自分のこととして考えて発話し、合意を形成しながら、避難所の自治に必要となる知識、技能、コミュニケーションの方法を身につけることができる学習ゲームです。

対象

 自治会、学校関係者、ボランティア団体、NPO関係者、自治体職員、そして企業のCSR活動に係る方。防災活動に関心を持つ一般の方。地域の避難所の運営に将来関わる可能性のある方。または指導をする立場にある方。

連話は他の体力を要する防災訓練と異なり、小学校高学年から高齢の方までどなたでも、あたかも避難所で自分に合う役割を見つけて自発的に行動するかのように、自然に遊び学び、参加者同士で影響し合うことができます。

ゲームの目標と場面設定

ゲームの参加者は、避難所の運営委員の一人になり、運営委員会に参加します。そこで、他の委員に自分が見た避難所の状況や問題点について説明し、改善のための要望を出して、他の委員にそれが妥当で必要な要望である、と納得してもらえるよう努力します。

ゲームの進め方<レベル1の場合>

@ゲームは二人(またはペア対ペア、最大3対3)で話をしながら進めます。

Aまず、それぞれの学習者が二種類あるカードからそれぞれ5枚ずつ引きます。これらのカードは[対象カード]と<要望カード>と呼ばれています。カードを開いて並べます。

B対象カードと要望カードに書かれている言葉を組み合わせて「何々なので、[対象カード]を<要望カード>したい」という文章を5つ作ります。カードの組み合わせは引いた順番に関係なく自由です。「何々なので」という前半部分は避難所の状況や背景や予想される問題の説明が来ます。ここは自由に想像で作ります。

後半部分は[対象カード]と<要望カード>との間を適宜埋めながら要望文を作ります。例えば、以下のような例です。

C組み合わせができたら、相手に完成した文を読んであげます。これを聞いて、相手が納得すれば一つの文につき1点が入ります。

相手がすぐ納得しない場合、状況をより具体的に描写したり、その要望の大切さを相手に理解してもらえるよう説明します。どうしても納得してもらえない場合、その文は0点になります。

D5つの文を読み上げて点を付けたら、相手と交代し同じことをします。1廻りした時点でより点の多い学習者の勝ちです。

※上記は、【連話】部分の説明です。学習時間に余裕のある場合は、≪問題解決カード≫を使った【問題解決】部分を試みます。このルールについてはマニュアルをご覧ください。
※※ほかにもっと緩やかなルールやより厳格なルールで学習することもできます。参加者の防災に対する知識や経験に応じてルールを選んでください。詳しくはマニュアルをご覧ください。

製品には以下の内容が含まれています

対象カード50枚と要望カード50枚
カードは学習する人たちの防災活動歴に合わせて三つのレベルに分かれています。

レベル1 それぞれ20枚ずつ 防災活動に関心を持ち、備えを始めた一般の方向けです。テレビや新聞などで災害についてのニュースを見ている方です。
レベル2 それぞれ10枚ずつ ボランティアや自治会で防災活動をすでに行っていて、ある程度避難所の実情について知識があったり、運営のマニュアルなどを読んだことのある方向けです。避難所に指定されている学校の教職員・PTA役員や近隣の自治会役員などで避難所の運営にこれから関わる可能性のある方を含みます。
レベル3 それぞれ20枚ずつ 実際に避難所の運営に関わった経験がある方や、災害時に長期のボランティア活動をされたりした方、あるいは今後起こる災害に備えて、啓発活動を行っているようなエキスパートあるいは指導をする立場の方向けです。
対象カードにはピクトグラムが書かれてあり、対象を見る際の視点を切り替えるのに役立つようにできています。

問題解決カード18枚と予備カード2枚
 問題解決カードはピクトグラムで直感に訴えるデザインになっています。予備カードは他のカードを紛失汚損した場合などにお使いください。

マニュアル
 ゲームには8ページのコンパクト版が付いています。ほかに文字の大きいレポート版をご希望の方は注文フォームでお知らせください。電子メールの添付ファイルでお送りします。

採点シートと連話文作成早見表
 採点シートはゲーム終了後に振り返りの材料となるようなメモ書きをできる部分があります。採点シートは<<こちらから>>ダウンロードもできます。連話文作成早見表は手元に置いて、文を作成するときの補助に使います。

ケース
発災時でも、避難所にもって行きやすいケースが付いています。アナログゲームは装丁のある外箱が付いていることが多いですが、本ゲームは学習ゲームであることと、価格をより廉価に抑えて普及を図るために外箱については省略していることをご了承ください。

ご購入はこちらから

購入をされる方は<<こちらの販売ページ>>をクリックしてください。

レンタル版について

連話は1セットで最大6人まで学習できますが、更に大人数で学習できるよう、1セットご購入いただければレベル1のレンタル版を4セット、無料でお貸しいたします。詳しくは購入ページをご覧ください。※ただし郵送料をご負担ください。

実演、指導、講習について

立川市及び周辺七市〈国分寺市、国立市、東大和市、武蔵村山市、昭島市、福生市、日野市〉には無料で、実演、指導、講習に伺います。そのほかの地域については、旅費を実費でご負担いただければどこへでも参ります。

最新活動情報

◆2015/7/10 販売を開始しました

◆2015/7/10 採点シートレベル1から3までダウンロードできます。



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